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公務員試験対策について

公務員試験を受験することを決めたものの、それから合格に向けてどのようなことをしなければならないのか・・・。
そんな疑問について、このページではまず初歩的なアドバイスをします。

まず、教養試験対策から始めましょう。
教養試験・作文試験・適性試験(事務系)・専門試験(技術系)・体力試験(体力系)・面接試験と、さまざまな試験が課されますが、一番時間がかかるのがやはり教養試験対策です。
高校で習わない数的推理・判断推理・図形・資料解釈は、計画をたて問題集をやっていきましょう
また高校現役生であれば、社会・国語・理科は、現在習っている高校の授業も活かした形で勉強していきます。具体的には、公務員試験の問題集を参考に、高校の授業が公務員試験の重要分野にさしかかったら、しっかりそのときにマスターしていきます。
問題集は、高校の補習などで採用実績が高い「公務員合格ゼミ」シリーズをお薦めします。
合格するためには、どの程度の勉強が必要でしょうか。
勉強をスタートする時期は、高校2年生の秋ぐらいが理想的です。また、勉強時間は土日などにまとめてするのではなく計画を立てて毎日少しずつ取り組むことが大切です。
また、長期休暇の期間は公ゼミの無料講習や夏期講習などを利用しましょう。
3年生の夏休み前までに勉強を終え、夏休みいっぱいをかけて総復習をするスケジュールを考えて下さい。なお、夏休みに入ってから1から始めるのでは遅すぎます。
大学入試の感覚で勉強のスケジュールを立てると失敗します。大学入試は冬ですが、公務員の一次試験は9月ですから!

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教科別で5冊程度に分かれている「公務員問題集」を選びます。
「○○県職」「警察官」「消防官」などの職種別問題集が多種発売されていますが、たった1冊の問題集をやって合格できるほど公務員試験は甘くありません。
また、高校の補習がプリント中心で行われている場合は、自分で問題集を1セット購入するぐらいは必要です。プリントは、なくしやすく直前に見直すにも不便です。
なお、消防官希望の人は「消防官の問題集を」と考えがちですが、ほとんどの公務員試験(教養試験)は、人事院とその外郭団体の財団法人でつくられており、試験ごとに傾向に差はありません。
たとえば、同日に実施される消防官と事務系の試験では問題は同一です。つまり、「○○県職」「警察官」「消防官」といった「職種別」問題集には全く意味はないのです。
過去の公務員試験の問題はどうやったら入手できるのでしょうか。
公務員ゼミナールが、資料として作成している人事院等公開 初級公務員出題集(CD)が便利です。
人事院が作問する「国家一般」「税務職」「気象大学校・航空保安大学校・海上保安大学校」「海上保安・皇宮護衛・入国警備」「刑務」と、裁判所が作問する「裁判所一般」は、 問題を持ち帰ることができますので、昨年受験した先輩に頼めばもらえないことはないハズですが、実際には困難でしょう。
各道府県・市町村・警察官・消防官といった地方公務員は、試験問題が公開されていませんので、受験生から聞き取りをした不完全なものしか存在しません。(なお、「東京都」「東京特別区」「警視庁」「東京消防庁」「大阪府」は、例外的に問題が公開されており、一部は各人事委員会のサイトからダウンロードすることもできます)
やはり公務員試験の学校に行った方が、合格しやすいのでしょうか。
専門的に勉強をするわけですから、当然のこととはいえ合格へ近づくこととなります。
独学では限界がありますし、なにより同じ目的を持ったクラスメイトの存在は大きな心の支えになるはずです。
しかし、公務員試験の専門学校であればどこでもよいというわけではありません。ほとんど専任スタッフのいない私塾(無認可校)や、広告でたくさん学生は集めているが合格するのは一握りの上位層だけといったところも見受けられます。わかりやすく学生1人1人の合格状況を公表しているかがポイントです。
もちろん、しっかりした公務員専門学校を選んだとしても、本人に頑張る気がないのであれば当然合格することはできません。

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試験慣れという点ではたくさん受けた方がいいわけですが、一方、模擬試験を受けるだけでは合格できません。
教養試験は1題を2〜4分で解かなければならないスピード試験ですので、そのため時間配分に慣れることは大切です。そのため、模試を受験できるチャンスがあれば積極的に参加した方がいいでしょう。
しかし、模試だけでは合格のための学力はつきません。模試の解説を読んで全問を見直す勉強方法もありますが、問題ごとのバラバラな知識になり効率的ではありません。基本的には問題集で系統的に知識を身につけ、模擬試験は実力を試すものと考えた方がよいでしょう。
模擬試験の合否判定は、どの程度参考になるのでしょうか。
大学入試と違って、それほど参考になりません
公務員試験は、大学と違って「募集人員」が毎年増減しますので、昨年度の難易度が今年もそのままあてはまるという単純なものではありません。
また、募集人員が若干名といった試験では、そのとき受けた上位数名の学力によって合格ラインは大きく上下してします。
実際のところ、全国規模で実施されている模試は、採用人数の増減などを考慮しない機械的な判定をしているようです。A判定が出ても安心せず、D判定が出てもあきらめず、模試は本番試験に慣れるためと思って受験することが大切です。

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