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入国審査官の試験ではない。不法入国者を調査・摘発する専門の「警察官」のような仕事である。 従来は英語の出題数が多い試験だったが、2012年度から他の国家公務員試験と内容が統一されたため、英語が得意だと一次合格で有利ということはなくなった。 .
出入国に関する専門の「警察官」のような仕事になります。
まず入国管理局または入国者収容所入国管理センターに配属され、すぐ法務総合研究所牛久支所(茨城県)に入所し、3ヶ月にわたって基礎的な法律知識や外国語、武道訓練・拳銃操作などの初任科研修が行われます。 入国管理局は主として港湾や空港にあり、不法入国者や不法残留者などの違反調査を行い、摘発(対象となる外国人の身柄を拘束する)、収容(摘発された者を入国者収容所や入国管理センターにとどめ置くこと)、送還(対象となる外国人を国籍国に送り返すこと)にあたります。 .
入国審査官と入国警備官の違いは何でしょうか。
入国審査官は、外国人の出入国審査や日本人の出・帰国の確認などが業務内容です。いわゆる海外旅行のときパスポートに印鑑を押している人です。制服を着ていますが、事務職の扱いとなります。国家V種行政で採用され、だいたい3年以上一般事務的な仕事に従事した後、入国審査官となります。
一方、入国警備官は、不法入国・滞在者の調査、摘発、送還などを行い、警察官などと同じ公安職となります。なお、まれですが港湾などで職員数が少ないところでは、入国警備官が入国審査官を併任(入国警備官が入国審査もする)しているところもあります。 2012年度より試験がかわったそうですが、変更点は何ですか。
教養試験が55題140分から、40題90分に軽減されました。また受験年齢の書き方が、従来は22歳まででしたが、高校卒業見込みか高校卒業後5年以内と変更になりました。留年などをせずに高校を卒業した場合、受験できる年齢は従来と実質的には変わりません。
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